住宅ローン、今借りるなら【変動金利】【固定金利】?

変動金利と固定金利 記事・雑感
悩んでいる人
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変動金利と固定金利のどちらで借りたらいい?
管理人・丸山
管理人・丸山
住宅ローンの金利は現在、74%の人が変動金利で借りているといいます。現在の金利はざっくりいうと、変動金利が0.5%、固定金利が1.5%前後。今年7月に長期金利のYCCが1%まで許容されて、固定金利は上昇傾向です。では変動金利は変わらないのでしょうか?
 
それに対する答えは、最近語られました。日銀総裁が9/9の新聞インタビューで、来年3月を目処に、ゼロ金利解除(短期金利)の可能性について言及しました。インフレ目標2%は既に達成しており、現在はインフレが安定するか確認中、あとは給与水準が上がるかを見極めるという。

さらに9/19には西村経済産業大臣が金融緩和の終了に触れる発言をして話題になっている。というわけで、あの手この手で、岸田政権は解散総選挙後に金利正常化を匂わせ始めた。ご存知のように岸田政権は金融正常化、財政正常化を目指しているのであり、日銀総裁も岸田総理から任命されているので、岸田総理の意向を無視はできないのである。

というわけで、今年または来年の解散総選挙後にゼロ金利解除になれば、変動金利も上昇するので、今のうちに手を打っておきたい方には早めに、住宅ローンの見直しするのも良いと思います。
 
ただ一つご注意願いたいのは、住宅ローンの借り換えは、契約者の年齢、年収、健康状態等により断られる場合もあるそうです。つまり最初に住宅ローンを借りた時と同じ条件にはならないということです。また固定金利は変動金利よりも、常に1〜2%は高い金利になっています。

変動金利と固定金利

変動金利と固定金利のどちらがいい?

変動金利と固定金利の違い

アベノミクス以降、日銀は圧倒的な金融緩和で超低金利、今では73%の方が変動金利を選択しているようです。

しかし今年7月末のYCC(Yield Curve Control:イールドカーブコントロール)1%容認で、いよいよ風向きが変わり始めました。
日銀の植田総裁は、この先も金融緩和を維持するような発言もありましたが、そのまま信じることはできません。政策変更について、事前に発表することはないからです。
早ければ9月末か10月末の日銀政策決定会合にて、短期金利もゼロ金利解除するかもしれません。

これから新規で住宅ローンを借りる方には、まずは固定金利を検討していただきたいです。
また、すでに変動金利で借りている方は、まだ返済期間が長く続く場合は、固定金利への借り換えをご検討の時期かと思います。

住宅ローンの金利タイプ(変動金利または固定金利)を選ぶ際には、個人の状況やリスク許容度に合った選択をすることが重要です。両者にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、以下にその違いを説明します。

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変動金利
  • 変動金利は、金利が一定期間ごとに変動するタイプのローンです。変動金利は通常、基準金利(たとえば、短期間の政府債券の利率)にプラスマージンが加えられて計算されます。
  • メリット: 金利が下がれば支払い額が減少する可能性があります。最初の段階で固定金利よりも低い金利で借りられることがあるため、最初の返済額が低くなることがあります。
  • デメリット: 金利が上昇すれば支払い額も上昇する可能性があります。変動のリスクを考慮しなければならない点があります。
固定金利
  • 固定金利は、ローンの期間中に金利が一定となるタイプのローンです。金利は契約時に決定され、契約期間中は変動しません。
  • メリット: 金利が上昇しても支払い額が変わらないため、支払い予算を安定させることができます。長期間の固定金利契約は将来の金利上昇リスクから守ってくれる可能性があります。
  • デメリット: 初めから変動金利よりも高い金利で借りることになる場合があります。契約中に金利が下がっても支払い額は変わりません。

選択肢を検討する際には、以下の点を考慮することが重要です:

  • 自身の経済状況や収入、支出の見通し
  • 金利変動に対するリスク許容度
  • 希望するローンの期間
  • 不動産市場や金融市場の動向
  • 専門家のアドバイスや金融機関の提供する情報

不動産やローンに関する重要な決定であるため、じっくりと検討し、専門家の意見を聞くことをおすすめします。

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